2013年06月03日
火打山
火打山(2462m)
上信越高原国立公園内の新潟県糸魚川市と妙高市にまたがる標高2,462mの頸城三山の最高峰です
日本百名山、及び花の百名山に選定されています
火打山の名は、隣の焼山の火山の火を、打ち消してほしいという山麓農民の願いからとの説
火打ち石の石材が採掘できるとの説
山の形が火打ち石に似ているからついたなど,各説あります
登り 6時間5分
下り 3時間40分
(笹ヶ峰往復)
2013年 5月
とある日、とある友人、マイク氏が富士山に登ってみたい。との相談がありました
マイク氏は粟ヶ岳への登山経験があるとの事だったので、富士山へ向けて、次は山小屋泊を経験することかな~っと思ったので
新潟県の小屋泊が出来る山、火打山へと登ってきました
一緒にどうかなぁ~っと誘った、しぐれっちも行きたい!とのことだったので
自分、しぐれ、マイクの3人での山行となりました
しぐれっちのブログは、こちらから!
6:30に集合し、2時間半かけて火打山の登山道がある笹ヶ峰へ
9:30 準備をして登山開始
笹ヶ峰周辺は完全に雪解けしていて、登山口周辺には水芭蕉がお目見えしていました
黒沢までは所々、日当たりの悪い箇所には雪が残っていたりしましたが、ほぼ夏道になっていました
10:20 黒沢に到着
ここまでは、ほぼ平坦な道ですが
10:40 黒沢を過ぎるとある、十二曲がりから急坂になり雪が目立つ様に
11:30 十二曲がりの終点にはシラネアオイが綺麗に咲いていました
標高1800mを越え、富士見平が近くなってくると完全に雪道になりました
富士見平への最後の登り
樹林帯を越えて、周りの景色を見ながら歩きます
13:00 富士見平に到着
高妻、乙妻も、まだまだ白い
黒姫山
空気が澄んだ日には黒姫の向こうに富士山が見えるから富士見平と呼ばれています
日本中にありますよね~
目指す頂上も見えて来ます
火打山山頂と左側に影火打
2006年まで登山規制が掛かっていた火山、焼山
火打山、影火打、焼山と連なる三兄弟
遠くには北アルプスが連なり、白馬三兄弟も白く綺麗でした
黒沢岳の西側のトラバース道を行き
14:00 本日の宿泊地の高谷池ヒュッテに到着
小屋の前には高谷池があるのですが、5月も終わりの時期でしたが、未だに2mを超す雪に覆われています
真っ白い雪の季節も、ハクサンコザクラが咲き乱れる夏も、木々が赤く染まる秋も見応えのある景色を見る事が出来る池なのです
ここから頂上までは参考タイム登り1時間半、下り1時間の道
夕食が17:30からで、17:00には小屋に戻って下さいね~。とのこと
結構ギリギリやん
と、言うことで、急いで頂上へと向かいます
少し歩き、振り返ると妙高山がお目見え
いつも上越の方から見てた妙高山
ここからだと裏妙高ですね~
火打へと向かうマイク、しぐれ
火打は、まだ遠く見えますね~
高谷池と同じく、雪解けの時期になると池や湿地帯になる天狗の庭
すでに池が出来始めていました
ここからの三兄弟が一番綺麗に並んで見えるので好きですね~
小屋から20分程歩くと稜線に出て上越市の街並みを眺める事が出来ます
数時間前は下から見てた場所に立っているのです
頂上まで、あと少し!
15:00 雷鳥平に到着
この辺から上は雷鳥の生息地になっていますが、今回は鳴き声すら聞けずでした
山頂への最後の登り
まだまだ雪だらけでそこそこの斜度、今回の登山で一番緊張のいる登りでしたが
15:40 火打山山頂(2462m)に到着!
やっぱり山頂からの景色は雄大でした
裏妙高
黒姫山
高妻、乙妻山
左から天狗原山、金山、雨飾山、焼山、奥に新潟と富山の県境の北アルプス最北の山々
ズーム
天狗原山も金山も、まだまだ白い
ナマコみたいにウニウニした山容の焼山
糸魚川方面と日本海
鉾ヶ岳
上越高田の街並み
日本て、とても綺麗だ
一生見飽きることない位に綺麗
色んな山の頂きに立つ度に、どんどん日本が好きになっていく気がします
頂上で、ちょっとしたイベントをする予定でしたが小屋の夕食タイムまで間に合いそうも無かったので、景色を楽しんだところで下山開始です
50分程で小屋まで戻った時にふと、気付きました
高谷池ヒュッテにはパソコンなどから雪や木花、天気の状況が見れるようにライブカメラが設置されています
高谷池ヒュッテのライブカメラ映像はこちらから!
朝6:00から夜19:00まで約1時間おきに写真を撮っています
小屋に戻って来たときは、丁度17:00
記念に変なポーズで写るチャンスではないですか!!
いざポーーーーズ!!
説明しながら歩いて来る所で撮影されておりました
変なポーズ取るまでに間に合わなかった、、、、、
悔やまれます!!
皆さんもライブカメラで変なポーズ挑戦してみて下さい
そして、高谷池ヒュッテの夕食
名物 おかわり出来るカレーとハヤシライス!
一日歩いて良い汗掻いて、めっちゃ良い景色を見て、おなか一杯食べる
最高の一日の過ごし方だと思います
至福の時間をありがとうございました!
夕食後は火打山の紹介ビデオを見ながらウトウト
布団に入ったら睡魔に瞬殺されました
翌朝4:30に目を覚ましましたが、朝焼けは雲が多くて見れず
遠くに見える白馬の上に満月がかかり綺麗でした
「白馬月見」
やっぱり火打三兄弟はいつ見ても綺麗です
朝食は中華丼を戴き
下山開始
さらば火打山! また会おう!
3時間ほどで下山完了!
視点のずれた記念撮影(笑)
おつした~~~!