2016年02月18日
厳冬期富士山、行けるとこまで
2016年2月
今年初の登山がしたいと思い、どこに行こうか思案
やっぱり、新潟は天気が悪く、関東太平洋側は良い天気
冬は富士山を見たくなり、富士山周りの山に行こうと思っておりましたが
いっそのこと富士山に登ってみようかなっと、富士山へと行って来ました
厳冬期の富士山はとっても恐いところってのは、ちょっと調べてみれば分かること
そんな富士山へ行くのは初めてなので無理はせず、行けるところまで。を心掛け登山です
夜明け前、御殿場口の太郎坊駐車場から歩き始めます
御殿場口入口近くまで行くと、日の出時になり、ガスの向こうにピンク色に染まった富士山が見えました
雲が厚く、御来光は見えずでした
大石茶屋を過ぎた所でアイゼンを履いているうちにガスが取れ、富士山が目の前に現れました
3776mの富士山初めての冬富士なので無理はしないことを心掛け歩き始めます
ここまでは行きたいなぁと思っていた、2693mの宝永山
江戸時代の宝永山が噴火した時に出来たと言う、双子山を横目に歩き続きます
登山道には木の柱が定期的に打たれており、良い目印になっています
白く広がる富士山の足元綺麗っす
標高を上げ、雲の上に出ました
歩き始めて2時間半ほどで双子山を越え標高2000mになりました
この時では、まだまだ体力的に余裕があり3000m位までは行けるかなっと思っておりました
2000m位までは地べたが、まだ出ているところもあったりして、歩きやすかったりしましたが
ここから上は雪だけになり、いよいよ凍った斜面の登りへと変わっていきます斜度も上がって来るので転べないゾーンに突入
そして噂には聞いていた富士山つむじ風に遭遇!
これが近づいて来ると人が飛ばされる位の暴風になったりするので
「キター!!」となり、耐風姿勢を取り、通り過ぎるのを待ちます
これも噂に聞いていた、ツルツルゾーンも出てきました
これも噂に聞いていた、ツルツルゾーンも出てきました
まだ、かるくアイゼンが刺さる状態だったので良いのですが、上に行けば行く程アイゼンが刺さらなくなるんでしょうねこえええ
見事な雲海と青い空が最高です
見事な雲海と青い空が最高です
下山している人と雲海
しかし、標高2300mを越えた辺りで、膝の痛みが出てきてしまい
歩いていると、どんどん酷くなってきてしまう状態に
100m標高を上げるのも1時間くらい掛かる様な痛みに変わってきちゃったので
宝永山の標高を越えた辺りまで来た所で、迷いましたが、膝の限界と思ったので、今回はここまでめっちゃ残念
膝をかばいながらの下山となり、2000m地点まで戻るのが、とても恐かったです
下りだと後ろから急に暴風来たりするし、、、、、
しかも、途中でホワイトアウト杭があるので迷う事はありませんでしたが、無理をせず下山を選んで正解だったと思いました
初めての厳冬期富士山は学ぶ事がホント沢山でした
斜面が急になると休憩する場所が無くなり、ザックを下ろしたり出来なくなるので、休憩、エネルギー補充する場所、方法を予め決めておく事
本気で頂上を目指す時は、もっと早く起きて行動すること
風が強い日は、絶対無理だということ
とかとか、また機会があったら、次はもっと上に行けるかなっと思います
あとは、、、、、皇潤、買わないとですかね、、、、、
Posted by gami at 01:17│Comments(0)
│山登り-北陸、東海、甲信
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