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Posted by naturum at

2013年05月29日

那須岳

                 那須岳(1917m)
栃木県那須郡那須町にある火山です
栃木県は『那須岳とは茶臼岳の別称』としているほか、日本百名山の著者である深田久弥は書中に『那須岳とは那須五岳の中枢を成す茶臼岳、朝日岳および三本槍岳のこと』と記しています
標高が最も高い地点は三本槍岳(1,917m)で主峰茶臼岳の山頂より2m高くなっております



登り 3時間
下り 2時間10分
(峠の茶屋~三本槍岳 往復)



















ナスダック(アメリカの株的なやつ)






を見ると






ナスダッケ






に見える、僕は山好きですぴよこ_酔っ払う
















2013年 4月






4月も半ばながら、前日から寒気が入り込み20cm程の積雪を記録した那須岳



車のタイヤをすでに夏タイヤに交換していたので、おっかなびっくり運転して参りましたぴよこ



那須岳の峠の茶屋にて車中泊をして



朝を迎えました



那須の朝は、こんな綺麗な御来光から始まりました晴れ



朝焼けのオレンジ色に染まる、オレンジタイムが溜まんないですよね~ぴよこ3














朝日に染まる、正真正銘の朝日岳晴れ




















6:20 朝食と準備を終え、登山口に立ちます



午後位には前線通過の予報だったので早々に、レッツスタート!!ダッシュ














登山道はアルペン的な景観の朝日岳と




















こんもりで、ずんぐりむっくりな景観の那須のシンボル茶臼岳を仰ぎながら歩きます





















暫く歩くと、那須の街並みを見下ろすことが出来ます




















7:10 峰の茶屋跡避難小屋に到着



地元のおじさんと「風が強いですね~」などと話込み



朝日岳まで行くんですよ~。との事だったので後を付いて行くことに






峰の茶屋跡避難小屋から茶臼岳を見上げる



















茶臼岳の噴気が強風によって斜めに立ち上っています



風の通り道と聞いていましたが、息もしづらい位の予想以上の強風でしたウワーン
















先に出発した、おじさんの後を追い、朝日岳を目指します



















朝日岳への道、剣ヶ峰のトラバース道は毎年事故が起きていると聞く、危険箇所です



























と言うことで



ピッケルを実戦投入ぴよこ3





































ピッケルを見ると




ついつい









ピッケルさん! 


って言いたくなるのは自分だけでしょうかぴよこ_酔っ払う

















ピッケルさんを投入するも



フリーザは変形して戦闘力が大幅に増加



おじさんの足跡を辿ると剣ヶ峰をトラバース道ではなく、直登していたので(人の少ない冬季だけのルートですかね?ぴよこ



同じルートを辿り、剣ヶ峰の頂きを行きました



危ないトラバース道を回避して朝日岳を目指します











































暫く歩くと、茶臼岳が威風堂々と構えているのが見れますビックリ





8:00 朝日岳の肩に到着



ここから朝日岳までは5分程で着きます
































8:10 看板の外れた朝日岳山頂に到着


























朝日岳山頂からの景色が抜群でしたニコニコ


























ずんぐりむっくりな茶臼岳



ここからの茶臼岳が一番好きでしたね~ぴよこ3

























那須市方面の景色




麓には昨日入浴した北温泉の湯煙が見れましたニコニコ








































三斗小屋、大倉山方面


























これから目指す、那須岳の最高峰三本槍岳が奥にポツンと見えます



後ろに付いて行かせて貰ったおじさんは朝日岳までとのことだったので、三本槍へは一人で向かいますぴよこ3


























8:40 熊見曽根東端に到着し茶臼岳、朝日岳を返り見ます


























朝日岳、結構な絶壁ですねウワーン


























平坦な清水平を経て


























三本槍岳へと向かいます




清水平を過ぎた辺りから地獄が待っていましたウワーン



この日、三本槍まで行ったのは自分一人だけ



トレースなんて付いているはずも無く




















強風によって道に溜まっているだけの雪面が多く




踏み固められている訳も無く
















ま~~~、踏み抜くこと踏み抜くことぴよこ



10歩、歩くごとにズボズボと、、、、、、ウワーン



終いには







ナアアアアァァァァァァ~~~~!!!


踏み抜いた拍子にウェアをアイゼンに引っ掛けてブチ切っちゃいましたぴよこ2


那須の山々に一人空しく、叫び声が響き渡るのでしたガーン







悲しみをこらえて三本槍への最後の登りへと向かいますぴよこ2


















三本槍の登りも夏の登山道は完全に雪で埋まっており、登山道をロストしながら登り詰め




















10:10 那須岳最高点、三本槍岳(1917m)に到着



















三本槍に着いた頃には、天候が急変しましたくもり




















青空が消え、吹雪きはじめて来たので、早々に戻ります雪



















みるみるうちに、朝日、茶臼方面も真っ黒になっていきますくもり



















12:00 朝日岳に戻ってきた所で
 




















完全に吹雪になってしまいました雪



















剣ヶ峰のトラバース道も注意しながら進みます

















朝には無かった踏み跡があったので比較的楽に渡れましたニコニコ



踏み跡って本当にありがたいですね














13:00 峰の茶屋跡避難小屋で休んでいるうちに吹雪が弱まったので、最後に茶臼岳を目指しますダッシュ



















茶臼岳のお釜を過ぎ





















12:30 茶臼岳頂上に到着ニコニコ





















再び吹雪きはじめ、景色も何も見れないので、即下山します



















噴気もガスと吹雪と混ざって、良く見えずでしたウワーン




















猛吹雪の中下山し




















14:30 下山を完了した時には5cm程の積雪になっていました雪




道路が雪で埋まる前に慌てて那須を後にするのでしたニコニコ








  

Posted by gami at 00:42Comments(0)山登り-関東

2013年05月23日

北温泉

2013年 4月



那須の殺生石観光滝巡りを終え、続いて温泉に行ってきましたニコニコ







駒止の滝の観瀑台がある所に駐車場があります


















その駐車場から400m歩いた所に温泉はあります
















行きは下りだけです(当たり前ですが、帰りは登りぴよこ_酔っ払う















北温泉


那須温泉郷にあって、三斗小屋温泉と並んで秘湯度が高い北温泉の一軒宿です

北温泉旅館は江戸・明治・昭和三代の木造建築が現役で使用されており、いまも自炊湯治が可能な昔ながらの情緒あふれる人気の宿です












こちらの宿、昔ながらの情緒があふれる宿としても人気の宿ですが



もうひとつ人気の理由があります



実は2012年に公開された「」テルマエ・ロマエ」の撮影地になった温泉宿なのですニコニコ



阿部寛さんと上戸彩さんの主演のやつですね~。ハイぴよこ_酔っ払う



丁度最近、一ヶ月前位にもテレビで放送されてましたね~ぴよこ3(那須から帰って来た後に、タイムリーに放送されておりました)



温泉内もテルマエ・ロマエの写真が沢山貼ってありました



例えば入浴方法とかも









デデ~ン

























る、ルシウス!?


お、面白い(笑)


















映画で使われた場所も見て周ることが出来ますニコッ



例えば、このシーンなんかは





















入り口から入って、すぐ正面のスペースですし





















この場面も





















北温泉の名物混浴風呂、「天狗の湯」




















ローマにワープしたり、竹内力さんが泳いでいたりした、こちらもれっきとした温泉で




















北温泉の入り口手前にある、プールのような温泉



その名も「泳ぎ湯」ぴよこ_酔っ払う




テルマエ・ロマエの映画を見てから来ると、なお面白い温泉なのですぴよこ3
















自分が入った湯は川の脇にある、男女別の露天風呂「河原の湯」で温泉を楽しみましたニコニコ





ネコも何匹か放し飼いにされておりますネコニャーン



ネコ好きにはたまらんダスぴよこ_酔っ払う



温泉ネコドキッ










みんなも温泉、入りに来るニャーネコ

























江戸・明治・昭和の時代を感じることの出来る温泉



まさに「時空を超えた入浴スペクタクル」な温泉宿でしたぴよこ3  

Posted by gami at 00:36Comments(0)

2013年05月22日

那須 滝巡り

2013年 4月






那須岳登山のついでに、近辺の滝巡りをしてきましたニコニコ




まずは乙女の滝へと行って来ましたぴよこ3



乙女の滝は15台程停められる駐車場から5分程歩くと着きます











乙女の滝

落差10m 幅5m


滝の名前の由来にはいくつかの説がありますが、地元にはこんな昔話が残っています。
 昔地元の若い釣り人が沢名川に行くと、滝の上に盲目の美しい乙女が現れました。

この話が村人に伝わり、後にこの滝の名前になったと言われています。

またこの乙女は、沢名川の上流にある沼ッ原湿原の子守石に伝わる昔話と関係があるようで、盲目になった蛇の化身であるという伝説があります。

他にも、滝のやさしく美しい流れが乙女の髪のように見えるという説や、滝壷に若い人魚が現れたという説などが伝えられています










その名の通り乙女のように、やさしく控えめな滝ですが、水量があり見応えのある滝でしたニコニコ























続いて那須塩原の名瀑、竜化の滝へ行きました
















竜化の滝の途中には与謝野晶子の歌碑が建っています



龍化瀑二十五丈を
         若葉する
毛欅の
   かこめり
        うへは岩山




昭和9年、与謝野晶子夫婦が竜化の滝を見た時に詠んだ詩だそうですニコニコ



そんな与謝野晶子に愛された滝!



凄い楽しみでした




が、、、、、








な、なんとぴよこ2



落石となぁぁぁぁぁぁ!


でも、行ける所まで行ってみたいと思いますガーン







風挙の滝


落差10m程の滝です



水量もしっかりとあり良い滝です



良い滝ですが、、、、、







奥の竜化の滝までは完全シャットアウトぴよこ2



メインディッシュは、また今度にお預けですねウワーン



平成26年3月位に復旧予定だそうです











最後に訪れたのが那須岳の麓にある温泉の駐車場から見える滝
















駒止の滝

落差20m 幅2m


観瀑台からしか眺める事の出来ない滝ですが、遠くからでも見応えのある直爆の滝です


「那須第一の滝」と言われている滝だそうですニコニコ













那須は一日では見て周れないくらい滝があるので、また、そのうち観光に行きたい所ですぴよこ3  

Posted by gami at 00:52Comments(0)

2013年05月21日

殺生石

2013年 4月







那須岳登山へ行く、ついでに近辺の観光と滝巡りをして来ましたニコニコ





那須と言えば昔から定番のスポット





殺生石



栃木県那須町の那須湯本温泉付近にある火山性の噴気活動をしている場所です



硫黄の匂いがプンプンしますぴよこ_酔っ払う







4月も半ばでしたが寒気が入り込み前日に積雪があり、真っ白雪だるま



なんとも、いかにもな名前の石は駐車場から2,3分、歩いた所にありますニコニコ



途中には、云われのあるモニュメントが幾つかあります







盲蛇石

昔、湯守の五左ェ門さんが山に薪を採りに行き、この殺生河原で一休みしていると、2メートルを越える大きな蛇に出会いました。

大きな蛇の目は白く濁り盲の蛇で、かわいそうに思った五左ェ門さんは、これでは冬を越せないだろうと蛇のためにススキと小枝で小屋を作ってあげました。

次の年、五左ェ門さんは、湯殿開きの日に小屋に来て蛇をさがしましたが、蛇の姿はどこにもなく、かわりにキラキラと輝く湯の花がありました。

盲蛇に対する暖かい気持が神に通じ、湯の花のつくり方を教えてくれたのでした。

その後、湯の花のつくり方は村中に広まり、村人は盲蛇に対する感謝の気持を忘れず、蛇の首に似たこの石を盲蛇石を名付け大切にしたのだそうです。

生き物は大切にってことですねニコニコ






教伝地獄

昔、「教傅(伝)」と言う住職がおりました。

この教傅は生まれながらの不良少年で、心配した母がお坊さんにしようとしてこの寺に預かってもらいました。

その教傅も二十八歳になって、前の住職の跡を継ぎ、母と一緒に寺に住むようになりましたが、その行いは少しも直りませんでした。

教傅は二、三人の友人と一緒に、那須温泉に湯治に行くことになりました。

教傅は、母が朝食を用意して進めると、まだ旅路支度も出来ていないのにと悪口を言いながら、お腹をけとばしてそのまま出発してしまいました。

那須温泉に着いた教傅達はある日殺生石を見学しようと賽の河原付近まで行くと、今まで晴れわたっていた空が、俄かにかきくもり雷鳴が天地を揺るがし、大地から火災熱湯が噴出し、連れの友人はいっせいに逃げ去りましたが、教傅は一歩も動くことが出来ませんでした。

ふり向いて見ると「おれは寺を出るとき母の用意したお膳を足げりにして来た天罰を受け、火の海の地獄に堕ちて行く」と教傅が大声をあげて苦しみもがいております。

友人がかけ寄り助けようと引き出しましたが、教傅の腰から下が、炭のように焼けただれており、息を引き取ってしまいました。

それからも教傅の引き込まれたところには泥流がブツブツと沸いていましたが、いつしか山津波に埋まってしまった。

その後、那須湯元の有志が、享保五年に地蔵を建立して供養を行い、親不孝のいましめとして参拝する者が後を断たなかった、と言うことです。

親は大切にってことですねニコニコ







千体地蔵


こちらは手の大きなお地蔵さんがビッシリ並んでいて異様な光景です


この、お地蔵さん群は実は現在進行形なのだそうです


地元の伝統工芸士の方が、今も千体目指して、石を削り作っているのだそうですビックリ

現在で700数十体あるそうです

凄いな~、日々の積み重ねは大切ってことですねニコニコ








そして、奥にある殺生石に到着





ここ一帯が火山ガス噴出地帯になっていて立ち入り禁止になっています

















殺生石とは、その名前の通り、近づいた生き物を殺すことから付いた名前ですが



昔から能や歌舞伎などで語られていたり、今だと漫画だとかの元になっていたりする有名な伝説が、この石の由来と云われていますぴよこ











白面金毛九尾の狐

その昔、九尾の狐は中国の王の后に化けて悪行を尽くし、その後インドへ渡り太子の后に化け再び悪行を尽くしたのち、ある夜突如姿を消しました。

その数百年後、遣唐使の船で日本に渡り玉藻前と呼ばれる女性に化け鳥羽院の側に仕え、やがてはこの世を治め、人の世を滅ぼそうと企んでいました。

ところが、陰陽師・阿部泰成にその正体を見破られ、当時は住む人も少なかった那須野へと飛び去り悪事を続けました。

それを知った朝廷は「九尾の狐退治の勅命」を下し、勅命によって那須へ集結した軍勢に追い詰められた九尾の狐は、ついに鏑矢で射止められ、巨大な毒石に姿を変えました。

毒石に姿を変えてからも、その毒は村人たちに害を及ぼし続けました。

後年、そのことを伝え聞いた名僧・玄翁和尚による一喝で石は打ち砕かれて、美作国高田(現岡山県真庭市勝山)、越後国高田(現新潟県上越市)、安芸国高田(現広島県安芸高田市)などに飛び散り、そのひとつがこの地に残り、いまだに毒気を放ち続けていると云われています。

おっかない狐が石になったってことですね~ぴよこ






殺生石の隣りには神社があります
















その名も温泉神社ぴよこ_酔っ払う



(いかにも温泉の効能に御利益がありそうな神社ですね!)
























温泉神社の拝殿の隣りに九尾の狐が祀られております
















殺生石には松尾芭蕉も訪れて「奥の細道」に書かれています


「石の毒気いまだ滅びず、蝶蜘蛛のたぐひ真砂の色の見えぬ程にかさなり死す」


と書かれていて、当時はもっと噴気活動が盛んで、虫や蝶の死骸だらけだった様です



温泉神社の境内には、その時の俳句の句碑が建っています


石の香や
   夏草赤く
       露あつし










神社の入り口には足湯があったので少し休憩しましたニコニコ



















火山ガスも温泉も地球が活動しているからこそ、生きているからこそなのでしょうね~


温泉は本当にありがたや、ありがたやですぴよこ_酔っ払う


生きる!


を実感出来るパワースポットですねニコニコ
            

Posted by gami at 02:36Comments(0)

2013年05月12日

善根の不動滝

柏崎市に名瀑があるとの事を聞き、見に行って来ましたニコニコ






滝の手前には駐車場があり、10台程度停められます
















八石山「はっこくさん」(518m)の登山口にもなっています

















道中には白い一輪草(多分)が咲き乱れておりましたニコニコ









































滝の手前には不動滝なだけあって、お不動さんの像が建立されています


不動明王は修行の邪魔をする『魔』から守護してくれる…


とされていて、昔から修行場に用いられた滝には不動明王が良く祀られており


それで「不動滝」と呼ばれる滝が日本中にあるのだそうですぴよこ3









駐車場から5分程、歩くと滝に着きます




善根の不動滝


高さ 72m


奇岩怪石が高くそびえていて、三段で流れ落ちる滝です

古来 より不動明王の滝として、八石山にかかる多くの滝の中で最も信仰されています


下からだと1段目の滝を見る事は出来ません



















滝壺の所まで近寄ることができ、真下から仰ぎ見ることも出来ます






人と比べると、かなり大きい滝なのが分かりますビックリ



































一輪草と滝のツーショットを試みるが中々良い写真が撮れずウワーン








































写真て難しいですねぴよこ2




ちょっと一輪草、ぼやけてる、、、、、、






































こんな近くに、こんな落差のある良い滝があるとは知らなかったぴよこ_酔っ払う


自分的には日本の滝百選に入れたい滝でしたニコニコ  

Posted by gami at 01:04Comments(0)新潟の滝