2013年04月22日
祖母山
祖母山(1756m)
祖母山(そぼさん)は、大分県(豊後大野市、竹田市)と宮崎県(西臼杵郡高千穂町)にまたがる、標高1,756mの山であり、宮崎県の最高峰で日本百名山の一つです
神武天皇の皇祖母、豊玉姫(とよたまひめ)を祀ることからこの名があります
登り 2時間50分
下り 2時間5分
(北谷登山口より)
3月14日
初めての山域に行く時の、まず最初の不安があります
「登山口ってどこだろう、、、、、」という不安
あまりにも狭い道であったり、砂利道であったり、果てには凸凹な路面で車の底が当たる様な道であったり、、、、、
そんな道ですと、、、、、
「この道であっているの?」 となります
雨が降り、街灯なんてあるはずもない真っ暗で、上に書かれた事が全て該当するような道をひたすら進み、祖母山の北谷登山口を目指します
お隣の阿蘇山はかなり観光地化して俗っぽい山になっておりますが、この祖母山は、その点では阿蘇山とは正反対の山の様です(静かな山の方が好きなのですが)
そんな暗い狭い道だと色々とネガティブな方向に考えが及んでしまいます
もし対向車が来たら、どう避けよう、、、、、とか
道がもっと酷くなり、もし車がはまったりしたら、、、、、とか
そんな不安を抱えて車を走らせなければなりません
所々にある小さい標識とヘッドライトの明かりだけが頼りです
それはまさに
「恐怖」
なのです
もし、いきなり道が無くなって川に落ちたりとかになったら!
もし、いきなり崖崩れが起きて生き埋めになったりしたら!!
うきゃあああああああああああ!!!
なんか建物がぁぁぁぁぁ!!!!
あっ、着いた
登山口にあるトイレでした
エンジンを切り、目の前の手の平も見れない位の暗闇の中、就寝です
7:00 外の明るさと寒さで目を覚ましました
登山の準備をして
7:30 祖母山登山スタートです
登りは山頂まで一直線に登る風穴コースを登り、下山は緩やかな千間平コースから下る行程です
時間的には、どちらも同じ位の登山道になります
風穴コースは最初、川を幾つか横切り次第に急になり手を使って崖を登るような少しワイルドな登山道になっております
「風穴コース」という名の通り途中には夏でも氷が見れるという洞穴があります
8:20 その風穴に到着
ちょっと入ってみましたが中は完全に凍っていた為、奥までは行けませんでした
この先はアイゼンとロープが必携ですね~
そこから、少し進むと、まさかの景色に
樹氷だ!
昨日の雨は夜のうちに雪になり、標高が高い所では樹氷になっていた様です
九州の山で、この景色は良い意味で期待を裏切って戴きました
まるで白い花を咲かせたような木々
その景色を楽しみながら歩きます
頂上まで、あと少しの所まで来た時でした
今まで、ずっと曇っていた景色の中を一人、歩いていたのですが
スーっとガスが取れたのです
青空が見え、今まででも、出逢ったことの無いような景色と出逢ったのでした
そこには雲の滝が流れ落ちていました
片側では無く両脇で流れ落ちているのです
ナイアガラの滝
雲のナイアガラの滝なのです
幅、何km 落差、何百mにも、なるだろう雲のナイアガラ
雲が流れ落ち、流れ落ちたところの木々を樹氷にし白く染める
遠くは、果てなく続く雲海
空は、とても澄んだ青
その真ん中、雲のナイアガラの真ん中で、ただ一人立っているのです
とても、壮大で、力強く、やさしく、希望に満ち満ちた景色
そんな景色でした
下を見ると真っ白に染まる木々
自然の大きさに自然と涙が出て、ただ、ただ魅入るばかりでした
9:30 祖母山山頂(1756m)に到着
山頂の社
山頂にも木々には真っ白い花が咲き誇っておりました
遠くには一昨日に登った霧島山が浮かんでいました
9:50 祖母山の九合目に建つ山小屋(その名もQ合目小屋)を通り
10:20 国見峠を通り
11:20 下山完了
枯木に
白花咲かす
皇祖母かな
祖母山は花咲か爺ならぬ、花咲か婆だったようです
祖母山(そぼさん)は、大分県(豊後大野市、竹田市)と宮崎県(西臼杵郡高千穂町)にまたがる、標高1,756mの山であり、宮崎県の最高峰で日本百名山の一つです
神武天皇の皇祖母、豊玉姫(とよたまひめ)を祀ることからこの名があります
登り 2時間50分
下り 2時間5分
(北谷登山口より)
3月14日
初めての山域に行く時の、まず最初の不安があります
「登山口ってどこだろう、、、、、」という不安
あまりにも狭い道であったり、砂利道であったり、果てには凸凹な路面で車の底が当たる様な道であったり、、、、、
そんな道ですと、、、、、
「この道であっているの?」 となります
雨が降り、街灯なんてあるはずもない真っ暗で、上に書かれた事が全て該当するような道をひたすら進み、祖母山の北谷登山口を目指します
お隣の阿蘇山はかなり観光地化して俗っぽい山になっておりますが、この祖母山は、その点では阿蘇山とは正反対の山の様です(静かな山の方が好きなのですが)
そんな暗い狭い道だと色々とネガティブな方向に考えが及んでしまいます
もし対向車が来たら、どう避けよう、、、、、とか
道がもっと酷くなり、もし車がはまったりしたら、、、、、とか
そんな不安を抱えて車を走らせなければなりません
所々にある小さい標識とヘッドライトの明かりだけが頼りです
それはまさに
「恐怖」
なのです
もし、いきなり道が無くなって川に落ちたりとかになったら!
もし、いきなり崖崩れが起きて生き埋めになったりしたら!!
うきゃあああああああああああ!!!
なんか建物がぁぁぁぁぁ!!!!
あっ、着いた
登山口にあるトイレでした
エンジンを切り、目の前の手の平も見れない位の暗闇の中、就寝です
7:00 外の明るさと寒さで目を覚ましました
登山の準備をして
7:30 祖母山登山スタートです
登りは山頂まで一直線に登る風穴コースを登り、下山は緩やかな千間平コースから下る行程です
時間的には、どちらも同じ位の登山道になります
風穴コースは最初、川を幾つか横切り次第に急になり手を使って崖を登るような少しワイルドな登山道になっております
「風穴コース」という名の通り途中には夏でも氷が見れるという洞穴があります
8:20 その風穴に到着
ちょっと入ってみましたが中は完全に凍っていた為、奥までは行けませんでした
この先はアイゼンとロープが必携ですね~
そこから、少し進むと、まさかの景色に
樹氷だ!
昨日の雨は夜のうちに雪になり、標高が高い所では樹氷になっていた様です
九州の山で、この景色は良い意味で期待を裏切って戴きました
まるで白い花を咲かせたような木々
その景色を楽しみながら歩きます
頂上まで、あと少しの所まで来た時でした
今まで、ずっと曇っていた景色の中を一人、歩いていたのですが
スーっとガスが取れたのです
青空が見え、今まででも、出逢ったことの無いような景色と出逢ったのでした
そこには雲の滝が流れ落ちていました
片側では無く両脇で流れ落ちているのです
ナイアガラの滝
雲のナイアガラの滝なのです
幅、何km 落差、何百mにも、なるだろう雲のナイアガラ
雲が流れ落ち、流れ落ちたところの木々を樹氷にし白く染める
遠くは、果てなく続く雲海
空は、とても澄んだ青
その真ん中、雲のナイアガラの真ん中で、ただ一人立っているのです
とても、壮大で、力強く、やさしく、希望に満ち満ちた景色
そんな景色でした
下を見ると真っ白に染まる木々
自然の大きさに自然と涙が出て、ただ、ただ魅入るばかりでした
9:30 祖母山山頂(1756m)に到着
山頂の社
山頂にも木々には真っ白い花が咲き誇っておりました
遠くには一昨日に登った霧島山が浮かんでいました
9:50 祖母山の九合目に建つ山小屋(その名もQ合目小屋)を通り
10:20 国見峠を通り
11:20 下山完了
枯木に
白花咲かす
皇祖母かな
祖母山は花咲か爺ならぬ、花咲か婆だったようです
Posted by gami at 00:37│Comments(2)
│山登り-九州
この記事へのコメント
いい景色の写真ですね。
登った甲斐がありましたね。
登った甲斐がありましたね。
Posted by 日帰り登山初心者 at 2013年04月22日 06:39
ありがとうございます!
ああいう景色と出逢えると、疲れも吹き飛んで、本当に登って来て良かったな~と思います^^
九州遠征で一番、記憶に残る登山になりました。
ああいう景色と出逢えると、疲れも吹き飛んで、本当に登って来て良かったな~と思います^^
九州遠征で一番、記憶に残る登山になりました。
Posted by gami at 2013年04月23日 10:51
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