角田山(482m)
角田山(かくだやま)は、新潟県新潟市西蒲区にある標高481.7 mの長者原山とも言われる山です
越後平野の日本海側に位置し、弥彦山から連なる弥彦山塊の中では最も北に位置し、弥彦山脈の一連の山と共に佐渡弥彦米山国定公園の一角を成します
越後七浦シーサイドラインが開通してからは、海側からの登ることができる選択肢が増え、登山口は7箇所以上あります
子供や年配者でも比較的容易に登ることができることもあり、登山者は多く、近郊の小学校の遠足や登山にもしばしば利用される山です
春には雪割草やカタクリ等、夏にはスカシユリ、サラシナショウマ等の花が楽しめる花の山
登り 1時間30分
下り 1時間
(角田浜より灯台コース)
2016年 3月
地元の人に愛される新潟の代表的なTHE里山の角田山
私も子供の頃に何度か親に連れられて登りに行った記憶がありますが、大人になってからは登ったことが無く疎遠になっていました
春の角田山が見たくなり、久しぶりに行ってみようと登りに行って来ました
沢山の登山道があるうちの、角田浜からの海抜標高0mからの登山道の灯台コースを歩いて来ました
駐車場の脇にすぐにある洞窟「判官舟かくし」を潜り登山開始となります源判官義経が兄頼朝に追われ、奥州平泉に海路おちのがれる際、追手を避けて舟とともに身をかくした洞穴との伝承があるそうです
洞窟を潜ると海の脇に出て、左側にある登山道を登ります
少し登ると灯台があり、佐渡島を遠望出来ます
角田浜も見下ろせます
海の向こうに見える佐渡島
雪で白くなっている金北山も遠望出来ます
越後七浦の風光明媚な絶景スポットの雷岩
灯台から先は尾根伝いに山頂を目指します
30分ほど歩き尾根を登りきると春ならではの花が咲き乱れておりました
カタクリ!(雪割草も咲いておりましたが、それはまた後ほど)
紫色の可愛い花が咲き乱れておりました
こちらはショウジョウバカマどれも雪解け後に最初に咲く花たち
登山道も緩やかになり歩きやすい、気持ち良い道に新緑の季節も良さそうですね~
色んな登山道との分岐を越え
1時間少々で角田山山頂に到着
山頂は草木が生い茂っており、広々としています
山頂にある山小屋
山頂から5分ほど歩くと着く展望の良い観音堂
新潟市方面の景色を一望出来ます
佐潟と日本海
上堰潟と奥に新潟市
奥には真っ白い飯豊山脈綺麗っす
右に行き、越後白山と左奥に御神楽岳
まだまだ雪の沢山残る粟ヶ岳
角田山の景色を楽しんだ後、角田浜からのもうひとつのコースの桜尾根コースから下山します
灯台コースでも咲いていましたが、桜尾根コースの方が雪割草が沢山咲いていて、祭り状態でした
白い雪割草に
ピンク色の雪割草
共演
紫色の雪割草
沢山、沢山咲いていて感動するほどでした
大人になり、子供の頃とは違う角田山の見方が出来る様になり、新しい角田山の魅力に触れることの出来た山行となりました
これは角田山の宝ですね~
最後に、これも学生以来となる、角田山登山口に佇む心霊スポットのホワイトハウス懐かしい