湯殿山神社

gami

2015年08月19日 11:41





2015年 5月








出羽三山では、月山が過去を司り、羽黒山が現在を司り、湯殿山が未来を司るのだそうですが





私は数年前に月山に登り、昨年羽黒山に参拝に行ったので、今年は残りのひとつの湯殿山に行こうと山形まで足を延ばして来ました









湯殿山(wikiより)

山形県鶴岡市田麦俣の湯殿山山腹に鎮座する神社である。

旧社格は国幣小社、現在は別表神社。

湯殿山神社は、山形県庄内地方にひろがる出羽三山(月山・羽黒山・湯殿山)のうちの、湯殿山の中腹にある。

湯殿山は月山に連なるものであり、湯殿山神社は、月山から尾根を西に8km下りた地点にあり、また、月山より流れる梵字川沿いにある。

古来から修験道を中心とした山岳信仰の場として、現在も多くの修験者、参拝者を集めている。

湯殿山神社は、本殿や社殿がない点に大きな特徴があるが、もともと湯殿山は山岳信仰の対象であり、山自体に神が鎮まるものとして、人工的な信仰の場をつくることは禁じられてきたという。

明治以前、三山において神仏習合の信仰が盛んだったころ、羽黒山は観音菩薩(現在)、月山は阿弥陀如来(過去)、そして、当時三山のうちに含まれていた葉山や薬師岳は薬師如来(未来)とされた。

一方、湯殿山は「三山」というよりもそれらを超えた別格のものとして、大日如来とされていた。

こうして、出羽三山においては、観音菩薩・阿弥陀如来・薬師如来の導きにより現在・過去・未来の三関を乗り越え、大日如来の境地に至って、即身成仏を達成するという「三関三渡」の修行が行われることとなった。

この修行においては、裸足で御神体(湯殿山)に登拝することが、大日如来と一体になる行為とされ、非常に尊ばれた。

現在でも、湯殿山神社の本宮では、参拝の際に裸足になり、祓を受けなければならないとされており、俗世と隔離された神域として認識されていることがうかがわれる。





祭神
・大山祇神
・大己貴命
・少彦名命




湯殿山の入り口の所に由来が書いてあります






広い駐車場となっている湯殿山神社入り口食事をしたり、お土産も買えます







湯殿山は、他の出羽三山と違い湯殿山頂上では無く、中腹の歩いて30分ほどの場所に神社が鎮座しております







ガスガスで見えない湯殿山頂上方面

どうやら標高1500mの湯殿山頂上へは登山道が無く、登る事が出来ないみたいです

残雪期に登った人はいるみたいですが夏山は無理でしょうね






徒歩にて湯殿山神社を目指します







道中には雪解けの滝が現れていたり






道の脇にも滝が流れていたり






タムシバに





ミズバショウも咲いていたりと楽しく歩く事が出来ます






体力に自信が無い人はバスに乗って神社まで行けます






そんなこんなで湯殿山神社境内入り口へと着きます






湯殿山神社の更に先となる、この道は2時間ほど歩くと月山への登山道に合流します

ただ、今(5月)は登山道が雪に埋もれている為閉鎖されておりました











さて、ここからの湯殿山神社ですが









一切、撮影禁止です









撮影禁止だけでは無く





神社の境内に御神体があるのですが





古来より、湯殿山神社とその周辺の詳細については、「語るなかれ、聞くなかれ」と云われており





あの、松尾芭蕉も奥の細道にて「語られぬ湯殿にぬらす袂かな 」と句に詠めない事を嘆いた事を句にしちゃっているという神社なのです





まぁ、今の御時世ネットと言う物がありますので、調べれば大体の事は分かってしまうのですが





私が、ここを一言で表すとしますと


















「湯殿山」





















って、感じですね~~





えぇ、間違いない





御神体以外でも、ご先祖様を供養も出来る神社になっておりますので、ご先祖様供養が終わった後は、ゆっくりのんびりして行くのが良いんでないでしょうか

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