燕岳 day1

gami

2011年07月14日 02:55

                 燕岳(2763m)
長野県の北アルプスにある山で常念山脈に属します。
中房温泉が登山口で、登山道の合戦尾根は北アルプス三大急登の一つに数えられます。
登山者にとっての憧れの一つ大天井岳を経て槍ヶ岳へ向かう表銀座コースの始点にもなっています。
日本二百名山に数えられ、花崗岩でできた独特の山体と、コマクサの群生でよく知られ北アルプスの女王と呼ばれています。

登り 4時間40分
下り 3時間10分

累積標高差 大体1300m


写真は頂上近くに有る山小屋、燕山荘からの燕岳




























7月11、12日と初の山小屋泊まりをして燕岳(つばくろ岳と呼びます)へ登って来ました



そこからの景色を見たかったのは勿論の事、同じ地名の所に住んでいるので、これは登らなきゃイカンだろ!っていう訳の分からない理由で行って来ました(笑)


え~~~、出来るだけ1回の山行は1回で書きたいのですが、今回の山行は写真の量が膨大になってしまったのでday1、day2と2回に分けて書きたいと思います











10時頃安曇野市に入り、車をひた走らせ




11時過ぎ中房温泉手前にある駐車場に到着










11:20 中房温泉にある登山口に到着





今日は噂に聞いていた所なので気合を入れて歩き始めます









ここ合戦尾根は剱岳の早月尾根(または笠ヶ岳の笠新道) 烏帽子岳へのブナ立尾根と共に北アルプス三大急登と呼ばれていて3時間程、急な山道が続きます













とは言っても、ちゃんと整備されている道で近隣の小中学生達の遠足でも登られていたりするので休み休み登れば誰でも登れる道なのです














花など見ながらゆっくり行きましょう































見るからに危ないキノコ1















見るからに危ないキノコ2















12:00 第一ベンチに到着















































有明山(2268m)を遠望















合戦小屋まで続いているワイヤーです





これで荷物を簡単に上げ下げしている訳です









12:25 第二ベンチに到着

















上に登るに連れ雲が多くなって行きました

















流石、三大急登、、、道がめっちゃ急やで~















12:50 第三ベンチに到着















ここまで来ると安曇野市が遠望出来る様に!

















13:30 富士見ベンチに到着



















































13:45 合戦小屋まであと少し!















が、天気が崩れて来た、、、、、




これは確実に降るなっと










13:55 荷揚げ用ワイヤー終点の


















合戦小屋に到着




ここで名物になっているのが、、、、、












スイカ!






思ったより冷えていて疲れた体に染み渡ります










豚汁も戴きました















雨が今にも降りそうなので急ぎます















イワカガミ!

































14:30 合戦沢ノ頭に到着




ここで長く急だった登りがやっと終わります。疲れた


























































ここで少し雨が降って来ました















下の方は見渡せるんですけどね


















14:45 雨が大降りに、、、、、





慌ててレインウェアを着ます









うおっ、めっちゃ雪だ





と思って登った所に









15:00 燕山荘に到着!





いやぁ、遠くでゴロゴロと雷が鳴り始めていたので無事に着いて良かった









雨と汗で濡れた衣類は乾燥室で乾かせます















土産品等を見ていたら















ちょっと晴れてきた!







ガスが晴れて燕岳が見えて来ました。めっちゃ綺麗な山だ












これが燕山荘、名物のひとつ山男像(笑)




なんともキモカワイイ像なんでしょう(笑)




その日によって置き場所が変わったりするそうです









山男と燕岳


























































雲湧く山々











































テン場があってテント泊も出来ます(500円)











































遠くで雷が鳴り、暫くするとまたガスが出て何も見えなくなり豪雨になったので















燕山荘でケーキを戴きました!





2700mでケーキを食べれるなんて思って無かった


















この後、一変します











暫く豪雨と雷が止まなかったので図書室で漫画本の「岳」を呼んだりしていました



「今日はもう、天気、駄目かなぁ」なんて思っていると



雨が止み、雷が遠くなって行き.................



そして.............







晴れた!!





姿を現したのが、そう!





槍ヶ岳!!





やっぱり槍、カッコイイっす!!





みんな、槍ヶ岳を見て喜んじゃいます










「槍だ!」ってね



やっぱり槍ヶ岳は登山者にとって特別な存在なんですね~~~



おじさんもおばさんも若い人もみんな子供になっちゃいます(笑)



みんなキラキラした笑顔になります



人によっては泣いちゃったりね









そりゃそうだ、太陽の日とか雲かと緑とか風とか残雪とか、みんな綺麗で言葉すら出ない






















ただただ、圧巻







その景色を見れただけで、めっちゃ幸せなんですよね~













どんどん晴れ間が広がって行きます







大天井岳も見えてきました





























































高山植物の女王 コマクサ























奥に穂高も!




























































































穂高をズーム!!














































雲の切れ間から光が射してめっちゃ神秘的な光景でした






















黒部源流の鷲羽岳と水晶岳かなぁ
















































































































みなさん(自分も含めて)、この景色を夢中で写真に納めていました






















コマクサ!コマクサ!






















やっぱり、槍ヶ岳と写る時はこのポーズを取っちゃいます(笑)












































みなさん、この景色に夢中です






















月も出て来る時間になり






















18:00 夕食タイム






ハンバーグが美味しかったですご飯、3杯おかわりしました(笑)















21時消灯で時間があったし天気もめっちゃ晴れたので食事後に夕焼けを見に燕岳頂上を目指しました




































































雨上がりで虹も出てきてたり






二つあるの分かりますか?



































































































































道はちょっと分かり辛く、こういう岩を登ったりします






山荘から20分程掛けて














燕岳頂上(2763m)に到着!





















頂上で一人、世界がオレンジ色になっていく様をずっと眺めていました












































北燕岳と奥に立山と剱






















水晶岳に太陽が沈んで行きます
























































































































































































































































































































この空を見たかったら山に登ってみて下さい。この青さは山の上でしか見れないですよ




このあと、燕山荘まで戻り明日の御来光を見るため20:30頃、就寝しました
























いやぁ、おいらはやっぱり何かを持ってるな!(笑)



「燕岳 day2」に続きますよ!!  





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